塾講師aruyobiの日記

都内で塾講師をしています。自分の塾を作るのが夢です。

うちの塾は課題が山積

僕は主に小学生そして特に算数を教えている、ただし中学受験指導をしているというわけでは必ずしもない。会社的に中学受験生を多く集められない状態に今はあるので、その前段階までの指導が多く、本格的な中受指導というのは行っていない。

 

とはいえ、どこかで聞いた言説でもあるし、うちの代表も言っていることでもあるのだが、塾をやる以上、受験というものとは切っても切り離せない。受験をやってこそ、結果を出してこその塾ではないか。我々は補習塾ではなく、進学塾を名乗っているのだから。

 

ということもあるし、生徒が3年の終わりとかに、本格的に受験勉強を開始するために、「辞めて他の塾に移ります」とか「コマ数を減らします」とか言われると悲しいものがある。

確かに、お客様に本格的な受験塾として認められていない我々の責任だが、僕はこの状況を変えたいのである。相手にするのは、昔から有名な大手進学塾その他なので、確かにそこの塾の指導力はお墨付きである。それでも、お客様にはうちの塾を選んでいただきたい。

 

そのために、足りないものを今、勉強しているし、中受までのカリキュラムを実際に作成したりしている途中である。最近は「中学への算数」を毎月解くことを習慣化しているし、とにかく教育情報をTwitterなどで日々入手している。

 

そして、算数は割と全体を見渡せるようになったが、国語がまだである。国語を伸ばすというのは、自分の中ではまだ理論が固まっておらず、どういう方向性で授業をしたら良いのかまだまだわからない。最近は、難関校の過去問を解いたり、出口汪先生の「論理エンジン」を解いたり、教育書を読んだりして情報収集中である。

 

ただ、やはり自分の力だけではうちの塾をどうこう、という状態まで持っていけないことも確かである。ほかの算数担当講師にも勉強をしてもらわなければならないし、それを授業で活かしてもらわなければならない。

とにもかくにも、うちの塾が、小中部と高校部全部をやっているので、力が分散してしまいがちなのである。だから、ノウハウの共有とかミクロ的なものも大事だし、うちの塾がどういう方針で教育をしていくのか今一度社員全員でコンセンサスを取っていくとか、マクロ的なことも大事だ。どちらも重要でやっていかなければならないと感じている。

会議などではいつもいつも集客をどうするか、とか、営業面のことばかりが話題にされるのだが、中の環境整備をもっときちんと機能させる、たとえば、社員全員が清掃の大切さについて理解して、それぞれ毎日清掃をきちんと実行していくところから基盤を整備していったほうがよい。上で述べた塾の教育方針についてコンセンサスを取るということも大事だし、一人の営業のエースに頼るのではなく、誰でもそこそこ結果を出せるような仕組みづくりもしていかなければならない。目先の集客も大事だが、全体の会議ならもっと土台になるようなことをしっかり議論してそこから教務でも営業でも方針が決めやすいようにするべきではないか。

課題は山積だが、なんとかしたいと思っている。まず、全体会議の議題からマネージャーに提案していきたい。